袴田もつ一は中学一年生の時、眉毛の太い老教師から「大物になる」と予言された。それから時が経ち、20歳になったもつ一は、具体的な才能は不明ながらも、今なお自身の秘めたる才能を固く信じている。彼はその漠然とした期待を胸に、日々を過ごしている。