あらすじ
長年引きこもり、部屋に閉じこもって生きてきたテジョンは、父親の交通事故による突然の入院で、その生活が崩壊し始める。悲しみと恐怖に苛まれる中、彼に残された唯一の出口は、不安な欲望の奔流だった。そんな彼の前に現れたのは、自信に満ち溢れ、魅力的な少年ウンウォン。ウンウォンはテジョンに対し、軽蔑、同情、そして言葉にできない魅力を向ける。嫌悪感と欲望の境界が曖昧になるにつれ、二人は罪悪感、好奇心、そして憧れから生まれる危険な関係に引き込まれていく。慰めとして始まった関係は次第に強迫観念へと変わり、閉ざされたドアの向こうで、テジョンとウンウォンは、傷ついた心もまた、渇望と破壊を同時に抱えうることを知る。