あらすじ
西方王国にある貴族学園には、数えきれないほどの不文律が存在する。ダンスパーティーの最中、侯爵令嬢のキャロル・ド・ラ・カッサータは突然婚約破棄を告げられる。周囲が認めるほど親密だった二人の関係を考えると、この冷酷な拒絶には何か理由があるはずだが、当事者であるキャロルには全く心当たりがない。彼女は、助言に長けていると噂される生徒会書記に知恵を借りることを決意する。これは、真面目な平民の書記と、軽薄な王子である生徒会長が、貴族学園で巻き起こる様々な事件を解き明かしていくバディミステリーである。