あらすじ
20歳の江波戸葵は人生のどん底にいた。10代前半から学校を中退し、定職にも就けず、恋人もいない。当たり屋詐欺で日銭を稼ぐ日々で、まさに八方塞がりの状況だった。そんなある日、葵が当たり屋のターゲットに選んだのは、高級車を乗り回す、とてつもなく美形の若きCEO、稲見貴音だった。貴音に当たり屋がばれた葵は、逮捕されるか、貴音の偽の恋人になるかという二択を迫られる。葵は当然、後者を選ぶことになった。しかし、気難しく傲慢な貴音の恋人役を務めることは、刑務所に入るよりも厄介なことだと、葵はすぐに思い知ることになる。