あらすじ
あみあむふたりは、編み物を通して心を通わせる女性たちを描いた物語である。「編んでいると、音がどんどん遠くなる」という言葉を胸に、食品店で管理職として働く32歳のリョウコは、一人で仕事を抱え込みすぎた結果、ついに限界を迎え無断欠勤してしまう。絶望の淵にいた彼女は、偶然立ち寄った毛糸店「アミ」で、ぶっきらぼうな店主ヒナと出会う。ヒナから編み物を教わることになったリョウコは、編み物を通じて人との繋がりを見出し、新たな一歩を踏み出す。毛糸が人と人をつなぐ、女性たちの連帯と力を描いた作品である。