あらすじ
初恋も経験していないにもかかわらず、その愛に身も心も奪われていく物語。不運な事情で婚約破棄された男爵令嬢ルシルは、没落寸前の家を救うため、婿入りしてくれる相手を見つけようと貴族の祭典「春祭り」に参加する。そこで彼女は、女性にしか興味がない慈善家と噂される国王の弟テオドールと出会う。テオドールは、財政支援と引き換えにルシルに契約結婚を提案した。名ばかりの結婚のはずだったが、恋愛経験豊富なテオドールは、甘くも大胆な態度でルシルの心と体を溶かしていく。そんな中、ある日、彼の元婚約者を名乗る女性が現れるのだった。