無口な猫の妖怪が人間界を彷徨い、そこで出会うのは怪物のような存在や、絶望を抱えた様々な生き物たちである。日本の神話やシュールな言葉が織り交ぜられたこの短編集は、作者の鋭い感性と独特のブラックユーモアが凝縮されている。