あらすじ
獣人と魔術師が共存するグラン帝国で、公爵令嬢ソフィアは獣人嫌いの悪女として悪名高い。彼女は王子の婚約者として、獣人を冷酷に扱う稀代の悪女と見なされているが、その実、ある目的のために獣人を嫌うふりをしているに過ぎない。ソフィアはその目的達成のためには手段を選ばない覚悟でいたが、獣人軍の最高指揮官である宿敵ルイス・ブラッドによって、その計画は常に阻まれてしまう。さらにソフィアは、獣人に触れることができない呪いをかけられていた。普段は細心の注意を払っていた彼女だが、ある不可避な状況によって呪いが発現してしまう。燃えるような熱に襲われる中、ルイスがその呪いを鎮めようと、なぜか彼女に近づいてくるのだった。