人よりも野菜を愛する不機嫌な八百屋の市は、ある日、野菜市場に捨てられている小さな緑色のトマトを見つける。そのトマトは「トマちゃん」と呼ばれ、熟すことを願う不思議な存在だった。市はトマちゃんとの出会いをきっかけに、少しずつ変化していく。