あらすじ
交通事故で両親を失ったまゆみは、悲しみ、憎しみ、怒りに打ちひしがれ、感情をすべて止めたいと願う。5年後、18歳になった彼女の妹が奇妙な事件の最初の犠牲者となる。その事件とは、被害者が特定の身体部位を示すテキストメッセージを受け取った直後、その部位が痛みも出血もなく体から消滅するというものだった。テキストメッセージが元恋人の寛野の電話番号から送られたため、彼が犯人として疑われるが、まゆみは兄のように慕っていた寛野がそのような凶悪な行為を犯すはずがないと信じる。彼女は、この不可解な事件、5年前に自殺した寛野の元恋人、そして寛野が当時開発を中断していた高度なAIの背後にある真実を解き明かそうと決意する。