本を愛する人々だけが暮らす町、汐織ヶ浜。高校生の魚住勇紫は、両親とともに亡き祖父の家へ引っ越してきた。勇紫は祖父譲りの本の虫で、一度読んだ本の内容を決して忘れないという特別な能力を持っていた。文学に囲まれた新しい生活が彼を待っていた。