あらすじ
大学のオタクサークルを舞台にした青春コメディ作品『げんしけん』。新入生の春、笹原完士は大きな悩みを抱えていた。長年憧れていたオタククラブに入部し、漫画やアニメのファンであることを公言すべきか、それとも世間のオタクに対する偏見を恐れて隠すべきか、葛藤していたのだ。一方、同じ大学に通う咲もまた、オタクに関する悩みを抱えていた。彼女の恋人である斑目晴信は筋金入りのアニメオタクであり、咲は彼を「普通の男」に変えたいと願っていた。結局、完士は自身の心に従い、斑目と共に「現代視覚文化研究会」、通称「現視研」へ入部する。咲は斑目を追いかけて現視研の活動に顔を出すようになり、コスプレ、コミックイベント、ビデオゲーム、アニメの模型作りなど、様々なオタク文化に触れることになる。咲は、オタクという存在が自身の想像をはるかに超えるものであることを知るが、それは必ずしも良い意味での発見ばかりではなかった。