あらすじ
大学生の佳穂は、幼い頃から養子縁組をした兄である小説家・智紀に秘かに想いを寄せていた。智紀との関係を壊したくない一心で気持ちを隠し、一人暮らしをしていた佳穂だったが、予期せぬ事故をきっかけに智紀と実家で同居することになる。しかし「妹」として彼のそばにいるだけでは物足りなさを感じ、自分の智紀への愛を再確認する。そんな中、智紀の友人である敦史が家に滞在していることが判明する。敦史は佳穂の智紀への想いに気づいており、その秘密を守る条件として「俺の彼女になれ」と迫る。養子縁組の兄弟と兄の友人という複雑な関係の中で、一方通行の恋の連鎖が広がっていく。