「桜宵待ち、夜半まえ」は、幼い頃、茅野にとって王子様のような存在だった初恋の相手、守屋がフランスへ引っ越してしまい、数年後に再会した時には性格が一変していたという物語である。彼女の記憶に残るのは、彼からもらった花の栞だけだった。