あらすじ
使いの使命は、担当する神の世話と守護であり、そのために翼を持つことが必須とされている。しかし、シンは生まれつき飛べない使いであり、その小さな翼は他の使いから嘲笑され、これまで神に仕える機会を得られずにいた。飛べない身でありながらも有能な使いであることを証明しようと決意したシンは、近くの山に住む神秘的な神への任務を引き受ける。担当の神が可愛らしい毛玉のような存在だと知り、最初は簡単な任務だと考えていたが、事態は予想外の展開を見せる。最近、その山の上空を飛ぶ使いが次々と姿を消しており、シンは自身の神に対する疑念を抱き始める。しかし、優しげな神が暗い側面を持つとはどうしても信じられないシンは、その神秘的でふわふわした存在に、どこか懐かしさを感じるのだった。