あらすじ
神聖な世界カクリヨでは、北の鳥族の王マダラが、責任を回避し、運命の相手を探すこともなく日々を過ごしていた。忠実な従者ササメは、そんなマダラに苛立ちを募らせる。マダラの最も親しい腹心であるササメは、長年にわたり奔放な王をトラブルから守ってきた。しかし、その揺るぎない忠誠心の裏には、幼い頃から抱き続けてきた、決して告白できない恋心が隠されている。彼らは幼馴染でありながら、主従の関係にあるため、その一線を越えることは許されない。だが、ある予期せぬ出来事によって二人が一夜を共にすると、状況は一変する。翌朝からマダラはササメを無視できないほどの熱意で追い求め始め、ササメの固く閉ざしていた心は完全に乱される。