あらすじ
桜田紫の遺言により、その財産と自身が律のものとなると告げる男性が現れる。車に轢かれそうになったところを救われた律の前に現れたのは、雪のように白い髪を持つ美しい青年であった。彼は「桜田紫様の遺言により、その財産と私自身が、今より貴女のものとなります」と告げ、律の所有物であると主張する。蓮と名乗るその男性は、律の大祖母が遺した遺言に従い、孤児となった律の元へ来たのだと説明する。突然の出来事に律は衝撃と困惑を隠せないが、蓮は人当たりが良く、悪い人間には見えない。しかし、彼の指先や視線は、狂おしいほどに律を求めているかのように感じられる。この奇妙な出会いが、律の運命を大きく変えていく。