たかちひろなりの新連載「作者の気持ちを答えなさい」が、4月17日発売のヤングガンガンNo.09(スクウェア・エニックス)にて巻頭カラーでスタートした。スランプに陥った小説家が柴犬とともに"カンヅメ"生活を送るという、ユニークな設定のコメディ作品だ。
柴犬と缶詰め生活——どんな物語?
本作の主人公は、スランプ続きで追い詰められた小説家。そんな彼が柴犬と共同生活を送ることになるという、一風変わった状況から物語が動き出す。作品タイトル「作者の気持ちを答えなさい」は、国語の試験問題でおなじみのあのフレーズ。小説家という"作者"の内面を問い直すような、ひねりの効いたネーミングセンスが光る。
作者のたかちひろなりは、これまでにも「娘が悪役令嬢として破滅することを知ったので、めちゃくちゃ愛します」のコミカライズなどを手がけてきた作家。コミカライズで培った表現力が、オリジナル連載にどう活かされるかは注目したいポイントだ。
「わんダフル」コメディの可能性
犬と人間の同居を軸にしたコメディ作品は、これまでも多くのヒット作を生み出してきたジャンルだが、「スランプ中の小説家」という設定は新鮮だ。締め切りに追われ、ネタも枯れかけた作家が、言葉を持たない柴犬と向き合うことで何かを取り戻していく——そんな構図が透けて見える。
ヤングガンガンは近年、幅広いジャンルの新連載を積極的に展開しており、本作もその流れに乗る形での登場となる。巻頭カラーというスタートダッシュからも、編集部の期待度の高さがうかがえる。
柴犬のビジュアルや主人公のキャラクター像など、連載が進むにつれて明らかになる情報も多い。第1話の内容や読者の反応を踏まえ、今後どのように物語が展開していくのか、引き続き追いかけていきたい。