TVアニメ「KILL BLUE(キルアオ)」のノンクレジットオープニング映像が公開された。「チェンソーマン」第1期で監督を務めた中山龍が手がけたOPで、楽曲はaespaの「ATTITUDE」。アニメ本編とはひと味違う熱量を持つ映像が、早くもファンの間で話題を集めている。
豪華スタッフが結集したオープニング映像
OPアニメーションの制作を担当したのは、中山龍が率いるスタジオ・Andraft。絵コンテ・演出はUkata、色彩設計・色彩確認はFumiko Tanaka(Studio Elle)、美術監督・カラースクリプトはIto Takumiが担当している。チーフアニメーションディレクターには複数のアニメーターが名を連ねており、撮影監督はShusaku Takayanagi、CGコーディネーターはMichael Tanakaといった布陣だ。
アニメ本編のスタッフとしては、監督・シリーズ構成を蕪木ひろ(「君に届け」「GREAT PRETENDER」)、アニメーションディレクターを井出泰則、キャラクターデザインを大道寺美穂が担当。アニメーション制作はスタジオCUEが行っており、現在2話まで配信中だ。
「伝説の殺し屋が中学生に」——ジャンルを超えたアクションコメディ
「KILL BLUE」は集英社のマンガを原作とするアクションコメディ作品(全12話)。主人公は、いかなる任務も成功させてきた伝説の殺し屋・大神十三(39歳)。ある組織を壊滅させた直後、謎のハチに刺されて意識を失い、目覚めると13歳の少年の姿に変わっていた。さらにボスから「その体で中学校に潜入せよ」という新たな命令が下され、個性豊かなクラスメイトたちとの騒動、迫りくる暗殺者の脅威、そして元の姿を取り戻すための戦いが同時進行で描かれる。
設定だけ聞くと荒唐無稽に思えるが、これが原作の最大の魅力でもある。殺し屋としての凄みをそのまま持ちながら中学校生活を送るギャップが笑いとスリルを生み出しており、アクションとコメディの両方を高いレベルで成立させている作品だ。
「チェンソーマン」中山龍がOPに参加した意味
今回の最大の注目点は、やはり中山龍の名前だろう。MAPPAで「チェンソーマン」第1期を手がけた際、その映像表現のスタイリッシュさと圧倒的な熱量で業界内外から高く評価された監督が、自身のスタジオ・AndraftでOPアニメーションを制作したという事実は、作品への信頼感を大きく高める。
楽曲を担当するaespaとの組み合わせも興味深い。 K-POPグループの楽曲とダークでスタイリッシュな映像表現が融合することで、国内外のファン層に広くアピールする可能性を持つOPに仕上がっている。本編監督の蕪木ひろも「GREAT PRETENDER」などで独自のセンスを発揮してきた実力派であり、OPとの相乗効果に期待が高まる。
現在まだ2話が配信されたばかりの「KILL BLUE」。今後の展開とともに、さらなるスタッフ情報や映像の公開にも注目していきたい。