本日5月27日発売の月刊コミックキューン7月号にて、涼風そら「あたし達って付き合ってるよね!?」とサンクス仮面「ソリストたちは青春不可避!」の2作が新たに連載を開始した。百合ラブコメと青春コメディという異なるジャンルの2本が同号でそろい踏みとなっている。

「あたし達って付き合ってるよね!?」——思わせぶりな攻防が止まらない百合ラブコメ

涼風そらが手がける「あたし達って付き合ってるよね!?」は、こじらせた女子高生2人の関係を描く百合ラブコメだ。主人公の志乃は、友人の紗良に振り回される毎日を送っている。紗良はカップルのように身体を密着させてきたり、「デートしよ」と気軽に誘ってきたりと、恋人と見紛うような言動を連発。「勘違いしちゃいけない」と自分に言い聞かせながらも揺れ動く志乃の心理描写が、本作の読みどころになりそうだ。

ただし、紗良が"軽い女"のように見える行動には、ちゃんとした理由があるという。単なるじれったい関係の積み重ねにとどまらず、その背景にある事情が明かされていく構成は、百合ラブコメとして一歩踏み込んだ深みを期待させる。こじらせ女子同士の攻防がどう着地するのか、今後の展開が気になるところだ。

「ソリストたちは青春不可避!」——問題児4人を仲よくさせたい教師の奮闘コメディ

サンクス仮面による「ソリストたちは青春不可避!」は、ひとり行動が染みついた問題児4人と、彼女たちに青春を経験させようとする担任教師・柄々沢を中心に据えた青春コメディ。4人はそれぞれ個性がバラバラで、自然に仲良くなる気配はゼロ。そこで柄々沢は「仲良し青春ズッ友グループ」を作り上げるべく、あの手この手で策略を巡らせる。

教師が生徒をくっつけようとするというコメディの構図は王道でありながら、「ぼっち気質の問題児たち」という設定が独自のひねりを加えている。4人それぞれのキャラクター造形と、柄々沢の策略がどれだけ空回りするかが笑いのカギになるだろう。青春ものの文脈でよく描かれる「自然な出会い」ではなく、あくまで"仕掛けられた"関係性から始まるという点が、この作品ならではの面白さになりそうだ。

月刊コミックキューン7月号は現在発売中。2作ともに連載序盤のここからどう世界観を広げていくか、次号以降の展開に注目したい。