SEKAI NO OWARIによるOP曲「Stella」、新キャスト4名も明らかに
今回の発表で大きな注目を集めているのが、オープニングテーマをSEKAI NO OWARIが担当するという情報だ。楽曲タイトルは「Stella」で、第2弾トレーラーにはその一部が使用されており、13世紀のモンゴル帝国という壮大な歴史舞台にどのような色彩を添えるのか、早くも期待が高まっている。
追加キャストとして発表されたのは4名。トレゲネ役に小清水亜美、オゴデイ役に下野紘、チャガタイ役に浪川大輔、ジョチ役に野島健児という顔ぶれだ。いずれも実力派として知られるベテランたちで、歴史ドラマとして描かれる宮廷劇の厚みをさらに増す布陣となった。
原作は秋田書店の歴史マンガ——宮廷を動かす二人の女性の物語
本作の原作は、トマトスープによるマンガ「天幕のジャードゥーガル」(秋田書店・Souffle連載)。舞台は13世紀、人類史上最大の版図を誇ったイェケ・モンゴル・ウルス(大モンゴル国)だ。
物語の中心となるのは、ペルシャ出身の女性ファティマ。卓越した医学知識と科学的素養を持つ彼女は、その知識を活かせる舞台を求めてモンゴルの宮廷へと足を踏み入れる。そこで出会うのが、第二代皇帝オゴデイの第六夫人・トレゲネ。帝国の行く末に複雑な思いを抱く彼女の庇護を受けたファティマは、やがて宮廷政治の中枢へと深く関わっていくことになる。
歴史ドラマ×女性の知と権力——Science SARUが手がける意欲作
アニメーション制作を担当するのはScience SARU。「映像研には手を出すな!」や「犬王」など、独自のアートスタイルと圧倒的な画力で知られるスタジオだ。今回のメインビジュアルやトレーラーを見ても、13世紀モンゴルの広大な風景と宮廷の緊張感が丁寧に描き込まれており、スタジオの個性が歴史絵巻の世界観と見事にかみ合っている印象を受ける。
原作ファンの間では、ファティマとトレゲネという二人の女性が政治の表舞台で知恵と意志をぶつけ合う描写が特に高く評価されてきた。単なる宮廷ロマンスに留まらず、権力・医学・民族といった重厚なテーマが絡み合う構成は、近年の歴史アニメのなかでも異色の存在感を放っている。
放送まで1カ月あまり。追加スタッフ情報やキャラクタービジュアルなど、続報が届くたびに期待値が上がっていきそうな一作だ。