ペットロスという切り口が新鮮——「隣のワンコは一途で甘い」連載開始

もくすけ。による新連載「隣のワンコは一途で甘い」が、集英社のマンガアプリ・リマコミ+にて本日5月28日より配信開始となった。

本作の主人公は、ペットロスに苦しむアラサーOLの一花。大切にしていたワンコを亡くし、有給を取って休んでみても心の傷はなかなか癒えない。そろそろ仕事に戻らなければと気持ちを奮い立たせていたある夜、酔っ払いに絡まれた一花を救ったのが、年下男子の大輝だった。大輝の雰囲気が亡くなったワンコにどこか似ていたことで、一花の凍りついた心が少しずつほぐれていく——というのが物語の出発点だ。

ペットロスをテーマにした恋愛マンガが持つ可能性

恋愛マンガの導入として「ペットロス」を据えるのは、なかなか珍しい選択だ。ペットを家族同然に思う人が増えている昨今、その喪失感は決して軽いものではなく、共感できる読者も多いはず。そこに「亡き愛犬に似た男子」というファンタジックな設定を重ねることで、癒しと恋愛が自然な形で交差する構造になっている。重くなりすぎず、でも感情的な深みを持たせられるかどうかが、この作品の鍵になりそうだ。

「一途で甘い」というタイトルが示す通り、大輝のキャラクター造形にも期待がかかる。ワンコのような純粋さや忠実さを体現する年下男子像は、読者の心をつかむポテンシャルを十分に持っている。

同日公開の読み切り2本も要チェック

リマコミ+では同日、読み切り2本も公開された。さくらさらみ「ハニートラップ田中君と様子のおかしい小鳥遊さん」は、過去の経験からセクハラを警戒し社内恋愛を避けてきた桃香と、彼女の部署に配属されたイケメン・葵の恋物語。滝田ルリ「堤くんと先輩」も同時公開されており、リマコミ+にとって充実したラインナップ更新となっている。

「隣のワンコは一途で甘い」は連載のスタートを切ったばかり。一花と大輝の関係がどう深まっていくのか、今後の展開に注目したい。