声優からアーティストまで、ジャンルを越えた14人のキャスト
今回発表されたキャストは、安済知佳、市ノ瀬加那、内田真礼、大久保瑠美、釘宮理恵、富田美憂、長谷川育美、早見沙織、星野源、南沙良の10人に加え、乃木坂46から一ノ瀬美空、井上和、冨里奈央、中西アルノの4人という、計14名の豪華な布陣。
声優陣はいずれも実力派ぞろいで、釘宮理恵や早見沙織といったベテランから、市ノ瀬加那、長谷川育美ら近年めきめきと存在感を増している世代まで幅広い。さらにシンガーソングライターとして知られる星野源、俳優・モデルとして活躍する南沙良が名を連ねるなど、純粋なアニメキャストの枠を大きく超えた人選となっている。
3つのオリジナルアニメで構成される異色のプロジェクト
「GROTESQQQUE -グロテスク-」は、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』などで知られる錦織敦史が監督を務め、『ぼっち・ざ・ろっく!』や『その着せ替え人形は恋をする』などで近年高い評価を得ているCloverWorksが制作するオリジナル劇場アニメ。
本作は単一のストーリーではなく、「Q1 - AELIENS(エリィアンズ)」「Q2 - 夜露死駆★少女(ヨツユシカ★ショウジョ)」「Q3 - ノクターン~このグロテスクな夜に~」という3つのオリジナルアニメーションで構成されるという、独特の構造を持つ作品だ。タイトルの「Q」が3作品に振られていることからも、オムニバス的な形式でありながらひとつの世界観でつながっている可能性が高い。
「グロテスク」という言葉が示す、ただならぬ作家性
注目したいのは、このキャスト選びが単なる話題作りにとどまらないであろう点だ。錦織監督はこれまでのキャリアを通じて、美しさと歪さが共存するビジュアルや、感情の振れ幅が大きいドラマ作りを得意としてきた。「グロテスク」というタイトルを冠した本作は、そうした作家性がより前面に出た意欲作になると予想できる。
乃木坂46のメンバーを複数起用しつつ、釘宮理恵のような声優界のレジェンドも迎えるという座組は、アニメファンとそれ以外の層を同時に引き込もうとする狙いが透けて見える。それぞれの出演者がどのキャラクターを演じ、3つの物語にどう関わるのか、続報が待ち遠しいところだ。
今後はキャラクタービジュアルや各話のあらすじなど、具体的な情報が順次公開されていくと思われる。錦織監督とCloverWorksが「グロテスク」という言葉にどんな映像美を込めてくるのか、引き続き注目していきたい。