PV公開と新キャスト情報が一挙解禁

このたび、TVアニメ「弱気MAXな令嬢なのに、腹黒婚約者様の賭けに乗ってしまった」の放送開始時期が10月に決定し、あわせて新規トレーラーが公開された。制作スタッフや追加キャスト情報も明らかになっている。

監督は「Mangirl!」の中西伸明が務め、アニメーション制作は呪文堂が担当。主要キャストとして、主人公・ピア・ロックウェル役を伊藤美来、婚約者・ルーファス・スタン役を逢坂良太が演じることが改めて確認された。今回新たに発表されたキャストは、乙女ゲームのヒロイン・キャロライン・ラムジー役に日高里菜、ピアの友人・エリン・ホワイト役に雨宮天、エリンの婚約者・ヘンリー・コックス役に石谷春貴という豪華な顔ぶれだ。

「悪役令嬢×腹黒婚約者」という新鮮な組み合わせ

原作は小田ヒロによる小説家になろう発のライトノベルで、イラストはTsubasa.vが担当。KADOKAWAのB's-LOG文庫レーベルより2020年に刊行が開始され、2024年時点で既刊7巻を数える人気シリーズだ。コミカライズ版も展開されている。

物語は、乙女ゲームの世界に伯爵令嬢・ピア・ロックウェルとして転生した主人公が軸となる。ピアはゲーム内では悪役令嬢にあたる存在で、本来ならば国外追放という末路が待っている。しかし気弱すぎてその運命に立ち向かえない彼女は、婚約を解消して学芸員の道を歩もうと画策する。ところが婚約者のルーファス・スタンが一枚上手で、ピアを「賭け」に巻き込んでしまう——というユニークな設定が特徴だ。

期待が高まる理由

悪役令嬢転生ものは近年アニメ化が相次ぐジャンルだが、本作が一線を画すのは主人公の「弱気」という個性だ。強かに立ち回るヒロインが多い中、ひたすら気弱なピアと腹黒い婚約者のやり取りがもたらすコメディとロマンスのバランスは、原作ファンからも高く評価されてきた。

キャスト陣も見逃せない。ヒロイン・ピアを演じる伊藤美来は、気弱でどこか憎めないキャラクターの表現を得意とする実力派。婚約者ルーファス役の逢坂良太は「腹黒だけど憎めない」タイプのキャラクターとの相性も抜群で、この二人の掛け合いがどのように映像で表現されるか、今から楽しみで仕方ない。さらに日高里菜、雨宮天、石谷春貴といった実力派が脇を固めることで、作品全体の厚みが増すことも期待できる。

2020年1月のなろう連載開始から6年以上、着実にファンを積み上げてきた本作がついにアニメとして動き出す。10月の放送開始に向け、今後公開されるであろう追加情報にも引き続き注目したい。