本文:

謎のカウントダウンサイトの正体はアニメ化発表だった

アニプレックスが以前から公開していた謎めいたカウントダウンサイト。「dermw6」という文字列と残り時間だけが表示されたそのページが、ついにカウントダウンを終え、「電撃デイジー」のTVアニメ化という形でその正体を明かした。連載開始からおよそ20年という節目に近いタイミングでの発表だけに、原作ファンにとっては感慨深いニュースとなっている。

アニメーション制作はスタジオDEENが担当。監督を務めるのは上野聡一で、「義妹生活」や「しぼゆぎ」などの作品で演出を手がけてきた実績を持つ。シリーズ構成は平林佐和子、キャラクターデザインは村上彩花、音楽は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「86-エイティシックス-」などで知られる横山克が担当する。ティザービジュアルも合わせて公開されており、作品の雰囲気を早くも伝えている。

「電撃デイジー」ってどんな作品?

「電撃デイジー」は、元美幸による少女マンガ。小学館の少女マンガ誌「別冊マーガレット(Betsucomi)」にて2007年5月から2013年10月まで連載され、全16巻で完結した。

主人公は16歳の高校生・紅林テル。頼りにしていた兄を亡くし、遺品として残された携帯電話を通じて、謎のハッカー「DAISY」とメッセージをやり取りするようになる。そんなテルが、学校でガラスを割ってしまったことをきっかけに、粗暴だが何かを隠しているらしい用務員・黒崎と関わり始め——というのが物語の出発点だ。ミステリアスな設定とキュンとくるロマンスが絡み合う、少女マンガらしい魅力にあふれた作品である。作者の元美幸は本作のほか、「QQスイーパー」とその続編「クイーンズ・クオリティ」も同誌で連載している。

20年越しのアニメ化、注目ポイントはどこか

連載終了からすでに10年以上が経過しているにもかかわらず、今なお根強い人気を誇る本作がアニメ化されるというのは、ファンにとって長年の悲願とも言えるだろう。音楽担当の横山克は近年の劇伴界を代表するクリエイターのひとりであり、感情を揺さぶる楽曲が「電撃デイジー」の世界観とどう融合するかは、大きな見どころになりそうだ。

また、スタジオDEENは「カードキャプターさくら クリア編」や「フルーツバスケット」など少女マンガ原作のアニメに豊富な経験を持つスタジオ。本作の繊細な感情描写や恋愛模様をどう映像で表現するか、期待とともに注目したい。

放送時期は2027年と、まだ先の話ではあるが、今後公開されるキャスト情報や映像などの続報がどのような形で届くのか、引き続き目が離せない。

--- [電撃デイジーの作品情報はこちら](https://anizukan.com/manga/4246)