第2クール、7月6日スタート——新映像で描かれるザコたちの奮闘

第2クールの放送は7月6日よりAT-XおよびTOKYO MXにてスタートする。今回公開されたPVには、危険すぎる職場で必死に生き延びようとするザコたちの姿が詰め込まれており、ケンシロウやラオウといった「北斗の拳」おなじみのキャラクターたちも顔を見せている。新キービジュアルでは、主人公・ノブをはじめとするザコたちが緊迫した表情でこちらを見据えており、第2クールの波乱を予感させる仕上がりだ。

エンディング曲はイツカ▶(イツカサイセイ)の新曲「白い蝶が飛んだら」に決定。さらに注目すべきは、かつて1980年代のアニメ「北斗の拳」で主題歌を担当したうじきつよしが、同楽曲にギタリストとして参加しているという点だ。世代を超えたコラボレーションが、本作の持つ独特の温度感をさらに豊かにしてくれそうだ。

そもそも「ザコたちの挽歌」とはどんな作品か

「北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌」は、武論尊・原哲夫の原作に倉尾宏が加わって描く、いわば「北斗の拳」の裏側を描いたスピンオフ作品のアニメ化だ。舞台はあの拳王軍——つまり、ラオウが率いる最強の軍団である。そこに"就職"してしまった主人公・ノブをはじめ、名もなきザコたちが日々の理不尽な職場環境に翻弄されながらも懸命に生き延びようとする姿をコミカルに描く。

原作「北斗の拳」といえば、核戦争後の荒廃した世界を舞台に、秘孔を突く暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウが敵を次々と倒していく、1980年代を代表する硬派なアクションマンガだ。その世界で常に瞬殺されてきたザコたちにスポットを当てるという発想は、ファンにとってある意味で"待ってました"と言いたくなるアプローチである。ギャグとシリアスが絶妙に混在する本作ならではの空気感が、第1クールを通じて多くの視聴者を引きつけた。

第1クールで培われたファンの熱量は確かなものがあり、第2クールへの期待は決して小さくない。うじきつよしという"本家"の血を引く存在がエンディングに加わることで、長年のシリーズファンにとっても見逃せない一作になってきた。第2クールでノブたちがどんな修羅場をくぐり抜けるのか、続報を楽しみに待ちたい。