パラオへ舞台を移す第3期、豪華新キャストも登場

本予告映像の公開と同時に、今シーズンの舞台がパラオになることも正式に発表された。国内の伊豆を離れ、南国の海へと飛び出す展開は、原作ファンにとっても待望のパートといえるだろう。

新キャストとして、大原さやか(古手川さやか役)、瀬戸麻沙美(パラオのダイビングショップ「ドルフィン」チーフ役)、鈴木愛奈(マキ役)の3名が参加。いずれも実力派の声優であり、既存キャラクターとの掛け合いが今から楽しみなところだ。

メインキャストはこれまでどおり、内田雄馬(北原伊織)、安済知佳(古手川千紗)、内田真礼(古手川ナナカ)、木村良平(今村耕平)、安元洋貴(時田慎二)、小西克幸(寿竜二郎)、行成とあ(浜岡梓)らが続投する。

スタッフ面では、監督・シリーズ構成・音響監督を高松信司が引き続き務め、アニメーション制作はおなじみのZero-Gに加え、新たにSaber Worksが参加する体制となっている。

原作について——2014年から続く酒とダイビングの青春コメディ

「ぐらんぶる」は、井上堅二(原作)と吉岡公威(作画)によるマンガで、2014年より講談社の月刊誌「good!アフタヌーン」で連載中。2026年4月時点で単行本は26巻を数える長寿作品だ。

舞台は伊豆の海辺の町。大学デビューを夢見て上京した北原伊織が、叔父のダイビングショップ「グランブルー」に居候することになるところから物語は始まる。美しい海や女性との出会いを期待していた伊織を待ち受けていたのは、酒と裸体を愛する個性的な先輩たちとの破天荒な日々——という、青春コメディとしてはかなり振り切ったテイストが持ち味だ。アニメ第1期は2018年に、第2期は2025年に放送されており、今回の第3期は比較的短いスパンでの続報となる。

高松信司×Zero-Gのコンビが再び動かす「ぐらんぶる」

注目したいのは、高松信司監督が第1期から一貫してメガホンを取り続けているという点だ。「銀魂」や「学園ハンサム」などギャグ作品での実績も豊富な高松監督は、「ぐらんぶる」特有のテンポとバカバカしさを誰よりも熟知している。シリーズを通じて同じ座組みが続くことは、作品のクオリティを安定させる上で大きな強みになる。

パラオ編は原作の中でも特に人気の高いエピソードが揃うパートで、新キャラクターも多数登場する。大原さやかが演じる古手川さやかは、千紗の母親にあたるキャラクターで、その存在感がどう描かれるかも見どころのひとつ。第3期でさらに広がる「ぐらんぶる」の世界を、続報とともに追いかけていきたい。