放送開始は7月9日、新PVでずとまよのOP初披露
TVアニメ「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」の放送開始日が2026年7月9日に正式決定した。あわせてメインPV第2弾が公開され、ずとまよが手がけるオープニングテーマが初めてお披露目されている。
公開されたPVでは、スーパーのレジ係・山田と、彼女に密かに惹かれる会社員・佐々木のやりとりが描かれており、原作の持つ独特の空気感がアニメーションとしてどう表現されているかを確認できる仕上がりになっている。ずとまよの楽曲は作品の雰囲気にじんわりと寄り添うような選曲で、映像との相性も申し分ない。
知らない人のために——「ヤニふた」ってどんな作品?
原作は地主によるマンガで、コミックナタリーでも注目を集めた日常ラブコメ作品だ。
主人公は45歳の会社員・佐々木。毎日の単調な仕事に疲弊しながらも、スーパーのレジで働く山田の笑顔だけを心の支えに生きている。ある日、見慣れない女性から「一緒にタバコを吸いませんか」と声をかけられた佐々木は、新しい喫煙仲間・田山との交流に密かに喜ぶ。しかし彼はまだ知らない——その女性が、自分が毎日カウンター越しに見ていたあの山田本人だということを。
職場の外では別の顔を持つ女性と、そうとは気づかない中年男性のすれ違いと距離感の縮まりを描いたこの作品は、派手な展開こそないものの、日常の中のリアルな感情描写が刺さると原作ファンから支持を集めている。「ヤニふた」の愛称でも親しまれており、アニメ化への期待は発表当初から高かった。
地味だけど、だからこそ刺さる——この作品のアニメ化に期待する理由
45歳という主人公の年齢設定は、ラブコメとしてはかなり異色だ。学園ものや若者を主役にした恋愛作品があふれる中で、中年男性の不器用な感情を丁寧に描くこの作品がどこまでアニメとして映えるかは、ファンにとっても純粋に気になるところだろう。
制作はAsahi ProductionとAsmik Aceが担当。ずとまよというアーティスト選択からも、作品の持つ「しみじみとした大人の恋愛」というトーンを大切にしようとする姿勢が伝わってくる。派手さよりも丁寧さで勝負する作品だけに、演出や間の取り方が肝になりそうだ。
7月9日の放送開始に向けて、キャストや追加スタッフなどの情報も続々と明らかになっていくはずで、続報に注目しておきたい。