フランスで先行公開、国内外で話題を集めた異色作がアニメへ
ippatuの「虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT-」のTVアニメ化が正式に決定した。あわせてティザービジュアルとティザーPVが公開され、作品の世界観を初めて映像で体感できる機会となっている。
本作はもともとフランスで先行公開されたという異色の経歴を持つ作品だ。日本のマンガでありながら海外市場を先に攻略するという異例のルートをたどり、国内外で大きな注目を集めた。日本版の単行本は講談社より全7巻が刊行されており、完結済みの作品としてアニメ化に臨む。
人類に捨てられた日本を舞台にした、重厚なSFサバイバル
物語の舞台は、人類に捨てられた日本。異様な進化を遂げた生物たちが跋扈する廃墟と化した列島で、極秘任務を背負わされた元軍人の死刑囚・レオーネと、謎の少女・つぐみが生き残りをかけて戦うサバイバルSFアクションだ。荒廃した日本という設定と、生物の異形進化というビジュアルインパクトが合わさった世界観は、原作ファンのあいだでも高い評価を受けてきた。
アニメ化発表を受けてippatuからはコメントとアニメ化決定記念イラストが到着。現在、ヤングマガジン(講談社)にて新連載「猩猩姫」を手がける作者は、「つぐみちゃんと猩猩姫のコラボができたら」とユーモアを交えながらも、アニメ化への喜びをにじませた。
完結済み全7巻という読みやすいボリュームは、アニメから原作に入る新規ファンにとっても好条件だ。フランス先行公開という経緯が示すように、もともとグローバルな展開を意識して生まれた作品だけに、アニメ化によってさらに広い層へ届く可能性を秘めている。制作スタッフやキャスト、放送時期など続報が明らかになるにつれ、注目度はいっそう高まっていくだろう。