第4期は2027年、新監督を迎えて制作スタッフが明らかに

『この素晴らしい世界に祝福を!』TVアニメ第4期の放送時期が、2027年であることが明らかになった。あわせてウルトラティザービジュアルが解禁され、制作スタッフの情報も公開されている。

制作スタジオは第3期に引き続きENGIが担当。監督には栗原学氏が新たに就任する。一方で、第1・2期およびOVA『紅伝説』の監督を務めた金崎貴臣氏がチーフディレクターとして続投するほか、第1期からシリーズを支えてきたキャラクターデザインの菊田幸一氏、シリーズ構成の上江洲誠氏もそのまま名を連ねており、作品の雰囲気を守りながら新体制へと移行する形となっている。

また、今回の第4期情報の公開と同時に、アニメシリーズ10周年記念プロモーションビデオも公開された。2016年の第1期放送から10年という節目を、ファンとともに祝う内容となっている。

知らない人のためにおさらい——そもそも『このすば』ってどんな作品?

『このすば』は、暁なつめ氏が執筆し三嶋くろね氏がイラストを手がけたKADOKAWAのライトノベルを原作とする異世界コメディだ。主人公のカズマが異世界転生した際、役立たずの女神アクアを道連れにしてしまったことから始まる騒動を描く。パーティメンバーには、自称エリートでも実力が伴わないアクア、ドMの騎士アリス、そして爆裂魔法に命をかける魔法使いめぐみんと、個性豊かすぎる面々が揃う。

TVアニメは2016年の第1期以降、第2期、劇場版『紅伝説』、スピンオフ作品『このすば爆焔』のアニメ化、そして第3期と展開を続けてきた。直近では2025年に2話構成のOVA『このすば3 ボーナスステージ』が配信されており、シリーズとしての勢いは衰えていない。

10年越しのシリーズが新章へ——第4期への期待と注目点

今回の発表で特に気になるのは、監督交代という点だ。第1期から金崎貴臣氏が築いてきた独特のテンポ感やギャグの間は、このシリーズの大きな魅力のひとつ。新監督の栗原学氏がそのバトンをどう受け取り、自分色をどこに出してくるのかは、原作ファン・アニメファンともに注目するところだろう。ただ、金崎氏がチーフディレクターとして現場に残り続けるという体制は、ファンにとって一定の安心感をもたらすはずだ。

また、キャラクターデザインと脚本が第1期から変わらないという事実は、「このすばらしさ」が継承されることへの強い意志の表れでもある。10周年という記念すべきタイミングに合わせて動き出した第4期が、どんな物語を届けてくれるのか——続報が出るたびに目が離せない。