「最強を目指す少年少女」を軸に、ガンアクションと学園ラブコメディを融合させた意欲作として、早くも注目を集めている。
ゲッサン9月号で新章スタート
「コンシールド17」は、守架野吉(もかのきち)が手がける新連載作品。2025年8月12日発売のゲッサン9月号(小学館)より連載がスタートした。タイトルの「コンシールド(Concealed)」は「隠された」「秘匿された」を意味する英単語で、銃を隠し持つ「コンシールドキャリー」という概念とも重なり、作品のテーマを端的に示唆している。
ガンアクションと学園ラブコメという異色の組み合わせ
本作の最大の特徴は、ガンアクションという緊張感あふれるジャンルと、学園ラブコメディという日常的・青春的な要素を同時に成立させようとしている点にある。「最強を目指す少年少女」という設定は、戦闘や競争の文脈でよく使われるが、そこに恋愛や学校生活のドタバタを絡めることで、単純なバトル漫画とも純粋なラブコメとも異なる独自のカラーを打ち出している。
この組み合わせは、一歩間違えるとどちらかの魅力が薄まるリスクもある。しかし近年、ジャンルの掛け合わせで個性を際立たせる作品がヒットを続けているのも事実で、銃という非日常的なモチーフを学園生活にどう溶け込ませるかが、序盤の読みどころになりそうだ。
ゲッサンはかつて「月刊少年サンデー」として知られた小学館の月刊誌で、長期連載の育成に定評がある。新連載がどのようなペースで世界観を広げていくのか、第1話の内容が今後の評価を大きく左右するだろう。作者・守架野吉の描く「最強」と「恋愛」の化学反応に、続報とともに注目したい。