京都アニメーション制作のアニメ『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』が新章突入を前に最新トレーラーを公開。8月16日放送の第7話「駆け落ち」より新展開が始まり、河原木志穂がスチュワート・スミス役で新たにキャストに加わることも明らかになった。

第7話「駆け落ち」から始まる新章の概要

第7話のタイトルは「駆け落ち」。新章では、主人公の坂本喜八と百川稲子が滋賀へと旅立つことになる。二人の目的は、行方不明になっている「二十世紀電氣目録」の後半部分を探し出すこと。物語がいよいよ京都の外へと舞台を広げる展開に、原作ファンからも期待の声が高まっている。

新たにキャストとして名を連ねた河原木志穂が演じるスチュワート・スミスは、今後の物語において重要な人物として描かれるという。公開されたトレーラーでも、その存在感が印象的に映し出されている。

スタッフ陣は、監督に太田稔、シリーズ構成に浦畑達彦。メインキャストは喜八役に内田雄馬、稲子役に雨宮天が続投する。Netflixにて独占配信中だ。

作品の世界観と見どころ

本作は、明治40年(1907年)の京都・伏見を舞台にした青春冒険物語。ただし、私たちが知る歴史とは異なる「スチームパンク的な別世界線」が舞台となっており、電気が普及せず蒸気機関だけが発展した、煙に包まれた京都が描かれる。

酒造家の次女として生きる15歳の百川稲子と、電気の時代の到来を信じる奔放な若者・坂本喜八。二人が「二十世紀電氣目録」という謎の書物をめぐって出会い、やがて共に冒険へと踏み出していく。アドベンチャーと恋愛を軸に、「今の自分を超えていく」再生の物語が展開する。

京都アニメーションが描く別世界の明治

注目したいのは、やはり京都アニメーションが手がける「もうひとつの明治京都」という点だ。同スタジオはその緻密な背景美術と繊細なキャラクター描写に定評があるが、スチームパンク的な世界観とどのように融合させているかは、本作最大の見どころのひとつといえる。

また、内田雄馬と雨宮天という実力派声優コンビの掛け合いも、序盤から高い評価を得ている。新章で河原木志穂という個性的な演者が加わることで、物語の幅がさらに広がることへの期待は大きい。全13話という構成の中で、後半戦がどのような展開を見せるのか。滋賀を舞台に繰り広げられる「駆け落ち」の顛末とともに、今後の情報が待ち遠しい。