世界興収297億円の劇場版がついちサブスクへ
2025年9月19日に劇場公開され、2026年6月19日時点で世界興行収入297億円という驚異的な数字を叩き出した劇場版「チェンソーマン レゼ篇」が、同年9月19日よりAmazon Prime Videoで独占見放題配信されることが正式に発表された。
配信決定に合わせて公開された新ビジュアルは、夜の市街地を背景にチェンソーマンとボムが激しく対峙する場面を描いた描き下ろし。劇場版の緊張感と美麗なアクション描写が凝縮されたような一枚で、原作ファンならずとも目を引く仕上がりだ。
原作者・藤本タツキは「7回くらい見たので、無料で見れるの不思議な気分です!」とユーモアたっぷりのコメントを寄せており、𠮷原達矢監督も「劇場で作品をご覧いただいた皆様はもちろん、公開時に足を運ぶことができなかった方にも」と配信への思いを語っている。
作品を知らない方へ——デンジとレゼ、運命の出会い
「チェンソーマン レゼ篇」は、集英社「少年ジャンプ+」連載の藤本タツキ原作マンガを原作とする劇場版アニメ。制作はTVアニメ版に引き続きMAPPAが担当している。
物語は、悪魔の心臓を持つ少年デンジが公安対魔特異4課のデビルハンターとして活動するなか、近所のカフェで働く少女・レゼと偶然出会うところから始まる。恋愛と裏切り、そして剥き出しのアクションが絡み合うこのアーク(爆弾の少女篇)は、原作のなかでも特に人気が高く、「チェンソーマン」という作品の魅力が凝縮されたエピソードとして多くのファンに愛されてきた。
配信で広がる、新たな視聴者層への期待
世界興収297億円という数字は、日本のアニメ映画としても異例の規模だ。それだけの熱量を持って劇場を沸かせた作品が、今度はサブスクリプションという形で世界中の視聴者に届くことになる。
劇場に足を運べなかった国内ファンはもちろん、TVアニメ版は見ていたが映画は未視聴という層や、これをきっかけに初めて「チェンソーマン」に触れる海外ファンにとっても、絶好のエントリーポイントになるだろう。Amazon Prime Videoでの独占配信という点も、グローバルな展開を意識した戦略として注目に値する。
アクション、ホラー、恋愛が渾然一体となったジャンル9.00という高スコアは、多くの視聴者の評価を正直に反映している。配信開始後にどれだけの新規ファンを獲得するか、そして今後の「チェンソーマン」シリーズの展開にどう繋がっていくか、引き続き目が離せない。