あの「おジャ魔女どれみ」シリーズが、ショートアニメという形で帰ってきた。「おジャ魔女どれみにょん」が2025年3月28日よりYouTubeおよび各種SNSにて配信を開始した。

この情報は同日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2026」にて解禁された。突然の発表ながら、配信はすでにスタートしており、ファンにとってはまさに青天の霹靂ともいえるサプライズとなった。

「おジャ魔女どれみにょん」が描くのは、シリーズ第4作「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」の最終回後の世界だ。魔女界へと戻ったハナは、どれみたちのいない毎日に胸が痛くなるほどの寂しさを覚え、MAHO堂のみんなの姿をクレヨンで画用紙に描き続けていた。そして大粒の涙がこぼれ落ちた瞬間——続きは実際の映像で確かめてほしい。

「おジャ魔女どれみ」は1999年から2003年にかけてテレビ朝日系で放送されたシリーズで、見習い魔女を目指す春風どれみたちの成長と友情を描いた作品だ。子どもたちの日常と魔法の世界を丁寧に絡み合わせた脚本と、個性豊かなキャラクターたちは世代を超えて愛され続けており、現在も根強いファンを持つ。

注目したいのは、このショートアニメが「ドッカ~ン!」の"その後"を正式に描く作品である点だ。シリーズのラストは視聴者の間で長年語り継がれてきた名エピソードであり、ハナとどれみたちの別れは多くの人の記憶に刻まれている。その続きが描かれるということは、原作ファンにとって単なるスピンオフ以上の意味を持つ。

ショートアニメという形式を選んだことも興味深い。長編ではなくYouTubeやSNSでの配信という手軽な入口を設けることで、かつてリアルタイムで視聴していた世代だけでなく、新たな若い層にも届けようという意図が感じられる。20年以上の時を経てもなお、このシリーズが現役であり続けようとしている姿勢は頼もしい。

ハナの涙の先に何が待っているのか、どれみたちとの再会はあるのか——まだ明かされていない情報も多く、今後の続報と新エピソードの公開が待ち遠しい。