渡辺静原作のTVアニメ「デッドアカウント」の"甲組ビジュアル"が新たに公開された。先行して公開されていた"乙組ビジュアル"と合わせて、作中に登場するキャラクター総勢12人のビジュアルが揃ったかたちとなる。
甲組・乙組という区分けが設けられていることからも、本作がある種の集団同士の対立構造を軸にした物語であることがうかがえる。12人という人数は1クール12話の本作にとって、1話につき1人のキャラクターを掘り下げていくような構成も想像させ、原作ファンの間でもアニメでの描かれ方に注目が集まっている。
「デッドアカウント」は、渡辺静によるマンガ原作のアクション・超自然系作品。主人公は高校中退の青年・江丹代宗二で、表向きはオンライン配信者「アオリンゴ」として炎上コンテンツを量産し、ヘイト視聴者から収益を得るという問題児ぶりを発揮している。しかしその実態は、重い病を抱える妹の医療費を稼ぐために手段を選ばないだけの、根は優しい兄という人物だ。全人類に嫌われても妹さえ助けられればいいという割り切りが、どこか痛快でもあり、切なくもある。そんな彼の周囲で、やがて「奇妙なこと」が起き始めるというのが物語の導入部となっている。
アニメ制作はSynergySPとStudio Mausuが担当。SynergySPは「ハイキュー!!」や「プリティーシリーズ」など幅広いジャンルの作品を手がけてきたスタジオであり、アクションと人間ドラマが絡み合う本作との相性にも期待がかかる。制作・配信面ではBushiroad MoveやCrunchyrollなど複数の企業が関与しており、国内外での展開を見据えた体制が整っていることも注目点のひとつだ。
甲組・乙組それぞれのビジュアルを並べると、キャラクターデザインの方向性や各グループの雰囲気の違いがはっきりと伝わってくる。炎上系配信者という現代的な題材を入口にしながら、超自然的な要素を絡めてどこへ着地するのか、原作を知らない視聴者にとっても興味をかき立てられる作品設計になっている。
全12話の放送に向けて、今後はキャスト情報や主題歌、放送開始日といった詳細の発表も控えているとみられる。新情報が出るたびに作品の全貌が明らかになっていくはずで、続報を楽しみに待ちたい。