内藤泰弘原作のTVアニメ「TRIGUN STARGAZE」が完結を迎え、記念ビジュアルが公開された。あわせてトークイベントやコンプリートブックの発売も予定されており、作品を締めくくるにふさわしい展開が続いている。
公開された完結記念ビジュアルは、物語を走り抜けたキャラクターたちが一堂に会する、ファンにとってはたまらない一枚。ヴァッシュをはじめ、メリル、ミリオ、ウルフウッドといった面々が描かれており、12話という旅の終わりをしみじみと感じさせる仕上がりとなっている。トークイベントとコンプリートブックについての詳細は続報を待つかたちだが、キャストや制作陣が直接語る機会が設けられるとあれば、ファンにとっては見逃せないイベントになりそうだ。
「TRIGUN STARGAZE」は、内藤泰弘の人気マンガ「TRIGUN」シリーズを原作とするSFアクションアニメ。制作はフル3DCGアニメを得意とするスタジオOrangeが担当した。舞台は「ロストジュライの悲劇」から2年半が経過した荒廃した惑星。ベテランジャーナリストへと成長したメリルが新相棒ミリオとともにヴァッシュを追い、その道中でウルフウッドとも再会する。一方ヴァッシュは「エリクス」と名を変え辺境の町に潜伏していたが、故郷の船からSOSを持ってきた少女ジェシカの登場をきっかけに、長年の争いに決着をつけることを決意する。さらに惑星が宇宙の彼方から地球植民船団のメッセージを受信するという大きな謎も絡み合い、壮大なスケールで描かれた物語だった。
注目したいのは、本作が単なるリメイクではなく、原作シリーズのその後を描く続編的な位置づけである点だ。1990年代から続く「TRIGUN」という長寿IPを、Orangeの高品質な3DCG表現で現代に蘇らせるという試みは、原作ファンにとっても新規視聴者にとっても、それぞれ異なる意味での期待と緊張感をはらんでいた。Orangeといえば「宝石の国」や「BEASTARS」などで培ったキャラクター表現の技術が高く評価されているスタジオ。そのノウハウがヴァッシュたちのアクションシーンにどう活かされるかは、放送前から大きな関心を集めていた。
12話という話数の中でロストジュライ後の世界を描き、さらに地球からの植民船団という宇宙規模の謎まで盛り込んだ本作の密度は相当なもの。完結を経てコンプリートブックが出るということは、設定や制作の裏側が丁寧に整理されて収録されることへの期待も高い。アニメ本編だけでは消化しきれなかった情報が補完されるとすれば、作品の理解がさらに深まる一冊になるだろう。
トークイベントやコンプリートブックの詳細情報は今後順次公開される見込みで、引き続き公式の発表に注目したい。