今春アニメの中でも注目を集める「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」の第1話先行映像が公開され、放送日が4月10日に決定した。
公開された第1話のプレビューでは、ヒロインたちの掛け合いが早くも垣間見える内容となっている。第1話の脚本は米内山陽子が担当し、監督・絵コンテは佐久間崇史が手がける。作画監督チーフはMiyachiが務める。
キャストは、主人公・神稲ぼたん役に鈴代紗弓、寮長・戸波伊吹役に青山吉能、具如奏役に寿美菜子、遊佐朱音役に天海由梨奈、北森八重佳役に冨田美憂、張チンランン役に河瀬まきと、実力派・個性派の声優陣が揃った。
スタッフ陣は、監督・佐久間崇史、助監督・戸沢俊太郎、シリーズ構成・米内山陽子、音楽・橋口佳奈、キャラクターデザイン・吉成鋼という布陣。アニメーション制作はSoigneが担当する。
原作は、Heyによるマンガ作品で、2019年3月から秋田書店のウェブサービス「チャンピオンクロス」にて連載がスタート。ゆるやかな日常の中に恋愛感情がにじむ「からかい系ガールズコメディ」として、連載当初からじわじわとファンを増やしてきた作品だ。
物語の舞台は埼玉県秩父市。主人公の神稲ぼたんは20歳の大学1年生で、配属された寮の歓迎会で寮長の伊吹からハイボールを勧められ、初めて酔っぱらいを経験する。それをきっかけに伊吹との距離が縮まり、さまざまなお酒を試しながら日常を過ごすうちに、二人の関係が少しずつ変化していく。コメディと恋愛、日常が絶妙なバランスで混ざり合ったジャンルで、百合作品として読んでいたファンも多い。
制作のSoigneは比較的新しいスタジオながら、今作ではキャラクターデザインに吉成鋼を起用するなど、原作のふんわりとした空気感をアニメに落とし込む体制が整っている印象だ。声優陣も原作キャラクターのイメージに合った人選で、特に鈴代紗弓のぼたんと青山吉能の伊吹という組み合わせは、原作ファンからも期待の声が上がっている。
秩父という地方都市を舞台にした作品は、ご当地要素が丁寧に描かれると作品の魅力が大きく増す。原作ではさりげなく秩父の風景が登場するシーンもあり、アニメでその雰囲気がどこまで再現されるかも見どころのひとつになりそうだ。
4月10日の第1話放送に向け、今後もさらなる情報が公開されることに期待したい。