「おジャ魔女どれみ」シリーズの新たな短編アニメ「Nyon」の制作が明らかになった。2002年に放送された「も〜っと!おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」以来となる、シリーズ公式の続編作品となる。

今回の「Nyon」では、「ドッカ〜ン!」で誕生し、シリーズを通じてどれみたちに育てられた赤ちゃん魔女・ハナちゃんが主人公を務める。20年以上の時を経て、ハナちゃんが新たな物語の中心に立つというのは、長年のファンにとってはたまらない展開だろう。キャスト・スタッフや放送・配信スケジュールなどの詳細については、続報を待つ必要がある。

「おジャ魔女どれみ」は、東映アニメーションが制作し1999年から2003年にかけて放送された魔法少女アニメシリーズ。小学3年生の春風どれみが、ひょんなことから魔女見習いになるところから物語が始まる。親友の藤原はづき、妹尾あいこと共に魔女修行に励みながら、日常の中で起こるさまざまな出来事に向き合っていくハートフルな作品だ。コメディ・ドラマ・ファンタジーが絶妙に混ざり合い、子どもから大人まで幅広い層に愛され続けている。

注目すべきは、この続編がいわゆる「リブート」や「リメイク」ではなく、あくまで正統な続きとして描かれる点だ。ハナちゃんはシリーズを通じてどれみたちに育てられたキャラクターであり、彼女が主役を張ることでオリジナルシリーズとの連続性がしっかりと保たれている。原作ファンが長年「その後」を気にしていたキャラクターだけに、どのような成長を遂げているのかは最大の見どころになるはずだ。

一方で、短編アニメというフォーマットが気になるところでもある。シリーズ本編は各作品51話前後のボリュームで丁寧に物語を積み上げてきただけに、短編という尺でどれほどの密度の物語を描けるかは未知数だ。ただ、2020年公開の劇場版「魔女見習いをさがして」が大人になったファンの心を深くつかんだように、東映アニメーションはこのシリーズの「大人向けの届け方」を心得ている。短編という形式を逆手にとった、凝縮された感情表現に期待したい。

「おジャ魔女どれみ」は2000年代初頭に青春を過ごした世代にとって特別な作品であり、今もなお根強いファンコミュニティが存在する。「Nyon」のキャスト・スタッフ情報や公開時期など、続報が入り次第お伝えしていく。