長期にわたりボクシングマンガの金字塔として愛され続けてきた「はじめの一歩」の作者・森川ジョージ氏が入院したことが明らかになり、連載が一時休止となっている。回復後に連載を再開する予定で、休載期間は約1ヶ月が見込まれている。

森川氏本人から発表されたこの知らせによると、現在は療養に専念しており、1ヶ月程度での復帰を目指しているとのこと。具体的な病状については明らかにされていないが、ファンに向けて心配をかけていることへの言葉も添えられていたという。

「はじめの一歩」は1989年から週刊少年マガジン(講談社)で連載が続く超長寿ボクシングマンガで、連載歴は35年以上に及ぶ。主人公・幕之内一歩がいじめられっ子から世界を目指すボクサーへと成長していく姿を描いた作品で、単行本は130巻を超えるモンスタータイトルだ。アニメ化も複数回行われており、日本のスポーツマンガ史における代表作のひとつとして数えられる。

これほどの長期連載を一人で支え続けてきた森川氏にとって、今回の入院は本人にとっても予期せぬ事態だったに違いない。週刊連載という過酷なスケジュールを何十年も維持してきたことを考えると、その体への負担は計り知れない。今回の休載は決して責められるべきことではなく、むしろしっかりと休養をとってほしいというのがファンの率直な気持ちだろう。

一方で、長年の読者にとっては現在進行中のストーリーの行方が気になるところ。一歩の物語はここ数年で新たな局面を迎えており、休載前の展開が続きを余計に待ち遠しくさせている状況でもある。

森川氏の一日も早い回復と、元気な姿での連載再開を心待ちにしたい。続報が入り次第、あらためてお伝えする予定だ。