2024年に放送された人気アニメ「ザ・ファブル」の第2期制作が正式に発表された。あわせてティザービジュアルも解禁されている。
第1期は2024年4月から2クール連続放送という形でスタートし、全25話にわたって物語が展開された。スタッフ陣は監督に高橋良輔氏(「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」)、シリーズ構成に高嶋雄也氏(「機動戦士ガンダム 水星の魔女」)、キャラクターデザインに大下久馬氏と長谷川早希氏が名を連ね、アニメーション制作は手塚プロダクションが担当した。キャストは沖津佳幸が主人公・佐藤明、沢城みゆきが佐藤陽子、花澤香菜が清水美咲、大塚明夫が海老原武、小村哲生がボス、福島潤がジャッカル富岡をそれぞれ演じている。第2期については現時点でスタッフ・キャストの変更に関する情報は出ておらず、続報が待たれる。
原作は南勝久氏による漫画で、2014年から2019年まで講談社の「週刊ヤングマガジン」にて連載され、全22巻で完結した。その後、続編「ザ・ファブル The second contact」が2021年から2023年にかけて全9巻で連載。さらに「ザ・ファブル The Third Secret」が2025年3月より連載を開始しており、シリーズとしての勢いは今もまったく衰えていない。また短編集や実写映画2作品も制作されるなど、メディアミックス展開も充実している作品だ。
物語の主軸となるのは、「ファブル」という異名を持つ伝説の殺し屋・佐藤明だ。あらゆる暗殺技術を極めた彼が、ボスから「1年間、大阪で一般人として暮らせ。ただし誰も殺すな」という命令を下される。天才的な殺しのプロが、日常生活というまったく勝手の違う世界で悪戦苦闘するというギャップが最大の魅力であり、緊張感あるアクションとコメディが絶妙に絡み合ったジャンルレスな面白さが多くのファンを惹きつけてきた。
第2期の制作発表として特筆すべきは、第1期がスコア7.70と高い評価を受けたことだ。2クール放送という長丁場でも視聴者の支持を維持し続けた作品だけに、続編への期待値は当然高い。手塚プロダクションによる作画クオリティや、実力派声優陣の演技は第1期から多くの称賛を集めており、同じ座組みで第2期が制作されるなら安定した仕上がりが期待できる。
原作ファンの視点から見ると、第1期は原作漫画の前半部分をカバーしており、第2期では「The Second Contact」の内容にも踏み込んでいく可能性がある。原作の続編シリーズは独自の緊張感と深みを増した物語が展開されており、アニメでどこまで描かれるかは大きな注目点だ。一方で、「ザ・ファブル The Third Secret」が現在も連載中であることを踏まえると、アニメ版がどこまでの範囲を第2期として扱うのか、制作側の判断にも興味が尽きない。
キャスト・スタッフをはじめ、放送時期や新たなPV解禁など、今後公開されるであろう詳細情報に引き続き注目していきたい。