甲斐谷忍の人気マンガを原作とするTVアニメ「LIAR GAME」の第1話あらすじと場面カットが公開された。正直すぎるがゆえに詐欺師たちの格好の標的となってしまうヒロイン・神崎直の物語が、いよいよ映像で動き出す。

公開された場面カットには、直が謎の箱を受け取るシーンや、ゲームに巻き込まれていく様子が切り取られており、緊張感あふれる第1話の雰囲気が伝わってくる内容となっている。アニメーション制作はMADHOUSEが担当しており、心理戦を描く作品との相性にも期待がかかる。

原作は甲斐谷忍が週刊ヤングジャンプで連載した心理サスペンスマンガ。父親が「正直」という意味を込めて名付けた神崎直は、その名前に違わぬ——というより、周囲から「バカ正直」と呼ばれるほど純粋すぎる女子大生だ。そんな彼女のもとに突然1億円の現金と、ライアーゲーム参加を告げるカードが届く。

ライアーゲームとは、参加者同士が互いを騙し合い、相手から金を奪い取るというハイリスクな心理戦のゲームだ。負ければ莫大な借金が待ち受けるという過酷なルールの中、正直すぎる直はあっという間に1億円を騙し取られてしまう。

窮地に立たされた直が頼ったのが、大企業の倒産に関与したとして服役していた天才詐欺師・秋山深一。騙すことを生業とする男と、騙されることしか知らない女が組むという、この凸凹コンビの構図こそが「LIAR GAME」最大の魅力だ。

注目したいのは、制作を手がけるMADHOUSEの存在だ。同スタジオは心理描写や緊張感のある演出を得意とすることで知られており、騙し合いの駆け引きをどこまで映像で表現できるかという点で、原作ファンからの期待値は高い。直と秋山が繰り広げる頭脳戦が、アニメならではのテンポと演出でどう描かれるかは見どころのひとつといえる。

原作マンガは2005年から連載が始まり、実写ドラマ化もされた人気作だけに、アニメ化を待ち望んでいたファンも多いはずだ。「バカ正直」な直がゲームを通じてどう変わっていくのか、そして秋山との関係がどう深まっていくのか——第1話の公開情報を皮切りに、今後さらなる詳細が明らかになることを楽しみに待ちたい。