3月23日から29日の週間アニメ視聴率ランキングで、「葬送のフリーレン」の最終回が4.5%を記録して3位にランクインした。同週は複数の人気作品が最終回を迎え、それぞれ存在感を示す結果となった。

ランキングの上位を見ると、「葬送のフリーレン」が4.5%で3位、「地獄先生ぬ〜べ〜」が2.6%で5位、「青のミブロ」が2.4%で7位と、いずれも最終回を飾った作品が上位に名を連ねた。最終話への注目度が数字にも表れた形で、この週はまさに"見納めの週"となった。

「葬送のフリーレン」は、山田鐘人原作・アベツカサ作画の同名マンガを原作とするファンタジーアニメ。魔王を倒した勇者パーティの一員でありながら、長命のエルフであるがゆえに人間たちの死を何度も見送ってきた魔法使いフリーレンが、かつての仲間への後悔と向き合いながら新たな旅を続ける物語だ。マッドハウス制作で2023年秋にスタートし、その繊細な感情描写と美しい映像表現が国内外で高い評価を受けた。

4.5%という数字は、地上波アニメとしては決して低い数字ではない。現代のテレビ離れが進む視聴環境を考えれば、深夜アニメ枠でこれだけの数字を叩き出したことは素直に評価できる。特に最終回という節目で視聴者が集まったことは、作品への愛着の深さを示している。

一方、「地獄先生ぬ〜べ〜」は、1990年代に「週刊少年ジャンプ」で連載されたあの名作の現代版リメイクとして放送されたシリーズ。原作世代のファンと新規層の両方を取り込みながら最終回まで走り切り、2.6%で5位という結果は健闘と言えるだろう。「青のミブロ」は新選組を題材にした少年マンガ原作の作品で、2.4%で7位に入った。

この週のランキングで特筆すべきは、3作品いずれもが最終回だったという点だ。シリーズを通じて視聴者を引きつけ続け、最後まで数字を維持したことは、それぞれの作品が持つ底力の証明でもある。特に「葬送のフリーレン」に関しては、放送終了後もその世界観への関心は衰えていない。

「葬送のフリーレン」については、テレビアニメ第2シーズンに向けた動きも着実に進んでいる。TOHO animation STUDIOが手がけるショートアニメ「●● no Mahou」の第2弾が2025年4月から月1本ペースで公開予定となっており、「身長が伸びる魔法」「おなかいっぱいになる魔法」など全6本が順次リリースされる。本編への橋渡しとなるこのシリーズは、TOHO animationの公式SNSやTikTokで楽しめる。

本編の続報はまだ明かされていない部分も多いが、ショートアニメを通じてフリーレンの世界観を継続的に届けようとする姿勢は、制作側の本気度を感じさせる。第2シーズンの詳細な情報が解禁される日を、ファンとともに待ち続けたい。