「甘々と稲妻」「おとなりに銀河」で知られる漫画家・雨隠ギドの新連載「灯火からスパークル」が、2025年4月7日発売のgood!アフタヌーン5号(講談社)にて連載をスタートした。

新作のテーマはピアノ。祖母と孫娘を中心に据えた物語とのことで、雨隠ギドが得意とする家族や人と人との温かなつながりを描く作風が、今回も存分に発揮されることが期待される。good!アフタヌーンは講談社が発行する月刊漫画誌で、「甘々と稲妻」も同誌にて連載されていた縁深い舞台だ。

雨隠ギドといえば、シングルファーザーと幼い娘が料理を通じて絆を深めていく「甘々と稲妻」が代表作として広く知られている。同作は2016年にTVアニメ化され、主人公・犬塚公平を演じた平川大輔をはじめとするキャスト陣の熱演と、毎回登場する料理の丁寧な描写が話題を呼んだ。続く「おとなりに銀河」でも、不器用な大人たちの日常と感情の機微を繊細に描き、根強いファンを獲得してきた。

今回の「灯火からスパークル」は、祖母と孫娘というこれまでとはまた異なる関係性に焦点を当てている点が興味深い。料理、隣人、そしてピアノと、作品ごとに異なる「つながりの媒介」を選んでくる雨隠ギドのセンスは、毎回新鮮な驚きをもたらしてくれる。音楽という題材は感情の振れ幅が大きく、世代を超えた絆を描くのに非常に相性がいい。どんな音が、どんな物語を奏でるのか、早くも気になるところだ。

「甘々と稲妻」でアニメファンの心をつかんだ雨隠ギドの新作だけに、連載開始早々から注目が集まるのは間違いない。今後の展開や単行本化、そしてアニメ化の可能性も含め、続報を楽しみに追いかけていきたい作品だ。