「青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」の"メモリアルビジュアル"シリーズに、古賀朋絵をフィーチャーした新作が追加された。彼女の恋心をテーマにした一枚となっている。

古賀朋絵のビジュアルが示すもの

今回公開されたビジュアルは、シリーズを通じて咲太への複雑な感情を抱き続けてきた古賀朋絵を主役に据えたもの。"メモリアルビジュアル"という名称が示す通り、これまでのシリーズを振り返りながら、劇場版に向けて各キャラクターにスポットを当てていくシリーズ企画の一環だ。古賀朋絵といえば、TVシリーズから登場した重要キャラクターであり、彼女の恋愛模様はシリーズのなかでも特に丁寧に描かれてきた。そのビジュアルが「ディアフレンド」の公開を前に解禁されたことは、本作における彼女の役割に期待を持たせる。

シリーズ最終章、10月16日より公開

「青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない」は、2026年10月16日より日本で公開予定。タイトルは鴨志田一による原作ライトノベルシリーズの第15巻、すなわちメインシリーズの最終巻と同名であり、文字通りシリーズの総決算となる作品だ。

原作の内容によれば、霧島澪と霧島塔子にまつわる真実が明らかになるなか、咲太は自分自身、麻衣、渉子、澪、そして塔子、すべての運命を左右する選択を迫られるという。公式の表現を借りれば、「これが彼の最後の思春期症候群との戦いになる」とされており、長年のファンにとっては覚悟が必要な一作になりそうだ。

「青春ブタ野郎」シリーズは、『桜荘のペット彼女』でタッグを組んだ鴨志田一(原作)と溝口ケージ(イラスト)によるKADOKAWA・電撃文庫のライトノベルが原作。主人公・梓川咲太が、思春期にのみ発症するとされる「思春期症候群」という超常現象に悩む少女たちと関わっていく青春群像劇で、2014年の第1巻「バニーガール先輩の夢を見ない」から始まった。

アニメ化は2018年のTVシリーズを皮切りに、2019年の劇場版、2023年の2本の映画と続き、直近では2025年夏アニメとして「サンタクロースの夢を見ない」が放送された。「ディアフレンド」はその直接の続編にあたり、制作はAniplexとCloverWorksが担当する。なお、原作では2026年10月9日に第2短編集の日本での発売も予定されており、アニメと原作が同時進行で盛り上がりを見せる秋になりそうだ。

シリーズ最終章に向け、今後もキャラクタービジュアルやほかの告知情報が順次解禁されていくと思われる。長い旅路の終わりがどのように描かれるのか、続報を待ちたい。