門脇康平監督の初長編アニメーション作品「我々は宇宙人」で、坂東龍汰と岡山天音がW主演を務めることが明らかになった。あわせてティザービジュアルと特報映像も解禁されている。
キャスト&スタッフ情報
主人公・翼の声を坂東龍汰、もう一人の主人公・暁太郎の声を岡山天音がそれぞれ担当する。この二人の組み合わせは、どちらも実写映像作品でたしかな存在感を示してきた俳優であり、声優としての起用がどんな化学反応をもたらすか、今から期待が高まる。幼少期の翼と暁太郎については、オーディションで選ばれた槙木悠人と中込佑玖が声を当てる。
音楽を手がけるのはYaffle。藤井風や米津玄師の楽曲プロデュースで広く知られるクリエイターだけに、その起用は作品のクオリティに対する強い自信の表れとも読み取れる。映像と音楽が高い次元で融合することへの期待感は相当なものがある。
作品の舞台と物語
「我々は宇宙人」は、平成の田舎町を舞台にした青春ドラマだ。普通であることに悩む内気な少年・翼と、クラスの人気者として周囲から特別視される暁太郎。対照的な二人が出会い、やがて親友となる——そこまでは青春ものの定石に見えるが、物語は「日常の歪みの先で取り返しのつかない出来事」が起き、二人の関係が大きく変容していくと予告している。タイトルの「宇宙人」が何を意味するのか、その問いが物語の核心に関わってきそうだ。
YOASOBI「優しい彗星」のMVなどで知られる門脇康平監督にとって、本作が初の長編監督作となる。映像作家としての繊細な感性が、アニメーション長編という形式でどう展開されるか——それ自体がこの作品最大の見どころの一つだろう。
映画レーベル「NOTHING NEW」初の長編アニメ
本作は映画レーベル「NOTHING NEW」初の長編アニメーション作品でもある。制作スタジオにはMiyu Productionsが名を連ねており、ヨーロッパを拠点に独自の作品群で評価を積み上げてきたスタジオだ。国内外の才能が交差するこの座組みは、従来の商業アニメとは一線を画す作風を予感させる。
公開は2026年内を予定。特報映像ではすでに独特の空気感が漂っており、原作のない完全オリジナル作品として、どんな結末が用意されているのか——続報が待ち遠しい一作だ。