アニメ「逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件」より、新たなキャスト情報が公開された。ルビーニ王妃役を甲斐田裕子が担当することが明らかになり、あわせてキャラクター設定画も到着している。

ルビーニ王妃のビジュアルとキャスト

今回公開されたのは、ルビーニ王妃のキャラクター設定画。作中で重要な役割を担うと思われるこのキャラクターに、甲斐田裕子の起用が発表された。

甲斐田裕子といえば、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のホッジンズ役や「SPY×FAMILY」のシルヴィア・グレイマン役など、存在感のある脇役を数多く演じてきたベテラン声優だ。凛とした気品と、どこか底知れない雰囲気を使い分けられるその演技力は、王妃というキャラクターにこれ以上ないほど合致しているように感じられる。ファンタジー世界の宮廷を舞台にした本作において、彼女がどんな色をルビーニ王妃に乗せてくるのか、早くも期待が高まる。

知らない人のために——どんな作品?

「逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件」は、ライトノベルを原作とするコメディ・ファンタジー・恋愛アニメ。タイトルの長さとユニークさからも伝わるように、どこかコミカルで軽快な空気感が持ち味の作品だ。

物語の主人公は公爵家の末娘マリア。家の後継者として育てられたものの、弟の誕生によってその重責から解放され、自由の身となる。晴れて婚活に乗り出したマリアだったが、地元の独身男性はことごとく婚約済みという八方塞がりの状況に。打開策として遠縁の親戚・アイダの伝手を頼り、異国ルビニへの留学を決意する。ところが留学先でいきなり、一度も会ったことのない王太子から一方的に婚約破棄を言い渡されるという、まさかの展開が待ち受けていた。「婚約した覚えなんてないんだけど!?」と困惑するマリアの反応が象徴するように、テンポよく笑えてほろっとくる、ちょっとひねりの効いた異世界ラブコメに仕上がっていそうだ。

TROYCAが手がけるビジュアルにも注目

制作スタジオにはTROYCAが名を連ねている。「Re:CREATORS」や「アイドリッシュセブン」など、映像クオリティへのこだわりで知られるスタジオだけに、宮廷を舞台にしたファンタジー世界の描写にも期待できる。SquareEnixやPony Canyonといった強力なバックアップ体制も整っており、メディアミックスとしての展開にも力が入っていることが伝わってくる。

ルビーニ王妃というキャラクターは、マリアが飛び込むことになる宮廷社会の中核に位置する存在だろう。甲斐田裕子の演じる王妃がどんな人物として描かれるのか、ストーリーの鍵を握る一人として今後の情報が待たれる。放送に向けてさらなるキャスト・スタッフ情報の公開も続くと思われるので、続報を見逃さないようにチェックしておきたい。