2007年から約18年にわたって連載を続けてきた小山宙哉の「宇宙兄弟」が、6月11日発売のモーニング28号(講談社)でついに最終話を迎える。さらに27号・28号の2週連続で同誌の表紙を飾ることも明らかになった。

18年の連載に幕——最終巻は7月23日発売

最終話の掲載に合わせ、単行本の最終46巻は2025年7月23日に発売予定。公式ストアでは、46巻の特装版に「ムッタ&ヒビト人形」と「デジタルフォトアルバム」が付属する最終46巻記念セットの予約受付もすでに開始されている。長年のファンにとっては手元に置いておきたいアイテムになりそうだ。

宇宙を夢見た兄弟の物語

「宇宙兄弟」は2007年よりモーニングで連載が始まった作品で、宇宙飛行士を目指す南波六太(ムッタ)と、先に宇宙へ飛び立った弟・日々人(ヒビト)の兄弟を軸に描かれる人間ドラマだ。夢を諦めかけた人間が、もう一度立ち上がる姿を丁寧に描いた物語は幅広い世代から支持を集め、2011年には第56回小学館漫画賞一般向け部門第35回講談社漫画賞一般部門をダブル受賞という快挙を達成している。

2012年には岡田准一主演の実写映画とTVアニメが同時展開され、2014年にはアニメ映画も制作されるなど、メディアミックスの面でも大きな広がりを見せてきた。

「完結」という事実が持つ重さ

2007年の連載開始から数えると、今年で約18年。これほどの長期連載が節目を迎えるというのは、それ自体がひとつの時代の終わりを意味する。ムッタとヒビトが歩んできた道のりを思えば、最終話がどのような着地を見せるのか、原作ファンはもちろん、アニメや映画から入った読者にとっても感慨深い一報だろう。

2週連続の表紙という異例の扱いからも、講談社がこの作品の完結をいかに大きな出来事として捉えているかが伝わってくる。最終話掲載号の発売まで、続報や関連情報にも注目しておきたい。