新房昭之
プロフィール
新房昭之は日本のアニメ監督、プロデューサー、アニメーター、絵コンテ担当である。1981年にスタジオワンパターンに入社し、1994年の「メタルファイターMIKU」で監督デビューを果たした。2004年にシャフトに入社し、アニメシリーズ「魔法少女まどか☆マギカ」での功績により、第11回東京アニメアワードと2011年ニュータイプアニメアワードの監督賞を受賞した。 高校卒業後、東京デザイナー学院で学び、アニメ業界に入った。1981年のアニメシリーズ「うる星やつら」ではアニメーターとして参加し、1990年には「ムサシ」で演出家として参加した。初期の監督キャリアでは、90年代後半にいくつかのOVAシリーズを手がけた。2003年の「とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜」からセブン・アークスに参加し、2004年にはスピンオフ作品「魔法少女リリカルなのは」の監督を務めた。 彼の演出スタイルは、「幽☆遊☆白書」の暗黒武術会編でのエピソード演出で特に注目された。シャフトの社長である久保田光俊は、新房の独特なスタイルを見て、シャフトを他のアニメ制作会社とは一線を画すスタジオにしたいと考え、彼にアプローチした。久保田はインタビューで、「ル・ポルタージュ・ド・プチ・コゼット」と「ソウルテイカー」を、彼の目を引いた新房の最も特徴的な作品として挙げている。 シャフトでの彼の作品は、アニメーションの視覚表現における広範な実験によって特徴づけられる。実写の画像をシーンに挿入したり、アートシフト、ビートパネル、歌舞伎の音響効果、テクスチャがオブジェクトの動きに合わせて静止する表現、会話中にキャラクターの代わりに記号や特徴的な部分を表示する、会話とは異なる形で文字情報を表示する、ファンサービスの的確な使用、そしてシャフトの専門技として知られる「首の傾げ」などが挙げられる。 彼はシャフトに留まる理由として、そのシステムとプロフェッショナルな能力が、自身の演出表現を容易にしているからだと述べている。いわゆる「チーム新房」には、彼自身、大石達也、大沼心が名を連ねる。