あらすじ
多田万里は、東京の私立大学法学部に新入生として入学した。入学式後、新入生オリエンテーションへの道順が分からず困っていた万里は、同じく道に迷っていた新入生の柳澤光央と出会い、すぐに意気投合する。二人がどうにか目的地にたどり着くと、そこにバラの花束を持った美しい少女が現れた。少女は光央の顔を花束で殴りつけ、「新入生、おめでとう」と言い残して去っていく。光央を殴ったその女性は、彼の幼馴染である加賀香子だった。子供の頃、結婚の約束をしていた二人は、光央が香子から逃れるために密かにこの大学を受験したにもかかわらず、香子もまた彼を追って同じ大学の法学部に入学していた。