『チェンソーマン』の生みの親の一人として知られる元集英社編集者・林士平氏が、自身の新たなマンガ投稿プラットフォームの立ち上げを発表し、作家からの作品投稿を受け付け始めた。

林士平氏が独自のプラットフォームを始動

林士平氏といえば、藤本タツキ氏の『チェンソーマン』や『ルックバック』、さらには『SPY×FAMILY』など、近年のジャンプを代表する大ヒット作を次々と世に送り出してきた敏腕編集者として、業界内外に名を轟かせてきた人物だ。その林氏が集英社を離れ、独自のマンガプラットフォームを立ち上げたことは、マンガ業界にとってひとつの大きな動きといえる。

現在、このプラットフォームではマンガ作品の投稿・持ち込みを受け付けており、新たな才能の発掘を目指している段階にある。詳細なサービス内容や公開スケジュールについては続報が待たれるが、林氏のネームバリューと実績を考えれば、多くの新人・既存作家が注目していることは間違いない。

なぜこのニュースが重要なのか

編集者という職業は、作品の裏方として語られることが多い。しかし林氏は、その編集哲学や作家との向き合い方がたびたびメディアで取り上げられ、「作品を育てる編集者」として一種のブランドを確立してきた存在だ。そんな人物が既存の出版社の枠を超えて独自のプラットフォームを作るという動きは、従来の出版モデルに対するひとつのアンチテーゼとも読み取れる。

[チェンソーマン](https://anizukan.com/manga/49608)のような作品が世界規模でヒットした背景には、作家の才能はもちろん、それを引き出した編集者の存在があった。林氏が新たな場で「次の藤本タツキ」を発掘しようとしているとすれば、そのプラットフォームから生まれる作品への期待値は自然と高まる。

マンガ業界の構造そのものを揺るがしかねない試みとして、今後の動向から目が離せない。プラットフォームの正式な全容が明らかになるにつれ、さらなる詳細をお伝えしていく予定だ。